― 最愛の娘へ ―
ええ、もちろん。お父さんはね、あなたを引き取ると決めた優しい人だから。
そうよ。あなたがお手伝いした人の中には、わざわざ私にお礼を言いに来てくれた人もいるわ。
[パメラの問い>>113ひとつひとつに肯定とその根拠を返す。
そしてカタリナに対するパメラの考え>>114を聞くと、大きく頷いた。]
優しいパメラ。そう答えてくれて、お母さんとても嬉しい。そんなあなただから、皆を笑顔にするために頑張ってきたのよね。お母さんが死んだあとも全部見ていた。
……だからね。
一緒にいっていい?って聞かれたら、当たり前よって答えるわ。あなたは命を落としてしまったけれど、でもそれはあなたの全てが終わってしまった訳ではないの。
こちらの世界でもできるお仕事はあるわ。あなたみたいに誰かを明るくしたいと思う人のためにある仕事が。
[次第に冷静になるパメラを見て嬉しそうに目を細めた母親は、足を止めた娘に向かって、少し首を傾けた。]