― 少し先の話/学校跡地・中庭 ―[それはおそらく会議を招集する間の事か。]カッちゃん![>>4:629銃声に不安を覚え、教室を飛び出した後、たどり着いた中庭で見たものに顔色を変えた。一番近くで銃を持った兵が、憎しみとも後悔とも悲しみとも後悔ともつかぬ声で呟いた「やはり信用できません」と。この兵士はドーベルニュ隊の者だったか。沈黙を持ってカサンドラを抱えていると、更に言い募ろうとする声が聞こえたが、それは非難めいた音でしかなく言葉が認識できなかった。]