[>>113
キアラの返事は、何かを暈された気がしないでもないが、言いたくないのならそっとしておこうかと]
――ああ、そう…だったな。
[少なからず縁のあった人だからという事なのかな、と勝手に解釈して、ふわりと微笑みかけた。
そうしている内にいつの間にやら花火大会の時間になっていたようで、晴れた空に五色の花火が散り始めるのが見えた。
見に行こうかと言われ、当然とばかりにキアラの手を取って]
祭りは最後まで楽しまないとな。
…人ごみで見えないようなら、肩車でもしてあげようか?
[なんて、冗談めかした事を言いながら、控室を出たのだった*]