幸い火気も満ちてるようだし・・・
そんじゃま、地味に行きますかっ!
[にやりと笑って跳びかかり、化蛇の親玉に爪を突き立てる。
空中戦を挑めないのは、空中では逃げられたとき追えないから。
なら、爪で貼り付いてしまえば逃げられることは無くなるだろう。
振り解かれぬよう、手足に纏った石を相手に食い込ませていって。]
・・・土気を直接送り込まれりゃ、流石にアンタも堪えるでしょ。
アタシが落ちるのが先かアンタが参るのが先か、我慢比べだね。
[もっとも自分が落ちたところで、食い込んだ石が抜けぬ限りは土気はそこから流れ続けるのだけど。
張り付いている限り石は抜けないから、コレでも間違っては居ないのだ。]