[風のように来て、風のように去って行ったダーフィトが置き土産に船を出現させていた。ルートヴィヒも移動手段の確保を提案してきたところである。] 借り受けるならば、あれか。[自分たちの認識にもっとも近いのは戦艦《カルカリアス》だろう。どういう来歴かは知らないが、歴戦の感じがする。扶翼のメルヘンな妄想がどこかに加わるのも一興。>>98]