……ああ、是非お願いするよ。 あたしも、あんたと一緒においしい料理を作ってみたいと思っていたしね。 何を作りたい? 今のうちに考えておこうかね。[確か最初の冬は……ああ、そうだった。 彼女の料理が失敗してしまって以来、休んでいていいとか変に気を遣うようになってしまった。彼女はそんなことを望んでいないのかもしれないのに。 だから、彼女が自分から台所に立ちたいと言ってくれた事が嬉しいのだった>>104]