ー回想/昨晩・宿の自室>>85>>86エレオノーレー
[バスタオル1枚の彼女を見て慌てて毛布をかけたのはいいが、彼女は動じない
動じない上に”寒くないから平気”と言うのだ、それに対して青年は……]
へ?……あ、エルフですか
寒くないなら良かった…のかな……
[そういう問題ではない
彼女の雰囲気に流されてしまっているが、その彼女の格好が問題だというのに
普通に毛布を返されては青年もそれに流されて普通に受け取ってしまっていたり、しっかりしろ青年]
あっはい、籾殻でも穀物は大事にします
えっと…お、おやすみなさい…!
[帰ろうとする彼女を止めようとはせず、おやすみと言って扉が閉められるのを棒立ちで見ていた
その後で無事に部屋へと戻れたか気になって扉を少し開けて彼女の姿が見えなくなるまで見守っていたのは内緒です
そんなちょっとした騒動を乗り切り、青年もゆっくり眠りにつく
翌朝にまた妙な事が起きるとはこの時全く考えていなかったのだった*]