人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


黒魔術信者 カサンドラ

ありがとう、は。
…それは私の台詞よ。

[>>110泣き出してしまった彼女の目元を、長い爪で傷付けることがないようにそっと拭い、パチン、と静かに指を鳴らす。
生まれたてで制御出来なかったエネルギーは、彼女に少し触れたことで落ち着き、幾分コントロールできるようになっていた。

桜の花びらから成した薄いハンカチを彼女に手渡し、
>>111問われれば、瞳が揺らいだ。
ここは一体どこなのだろうか。
彼女を巻き込んでしまった事の重大さに気付いても、時は既に遅く。
「何故」と問いかけられれば、繕うことなく素直に、そのままの気持ちを告げた]

…貴女の温もりが、貴女の優しさが、貴女の笑顔が。
どうしても忘れられなかったから。
妹みたいに可愛くて、愛おしい存在。それが、貴女。
…私にとって、彼と同じくらいに――

――…貴女は、私の大事な人だから。

(114) 2015/04/08(Wed) 23:41:56 (rinto)

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