― 第2エリア・医務室 ―
[...は「補助脳が感染していなければ」>>110
というエレオノーレの言葉に面食らった。
左腕でエレオノーレを担ぎながら>>94廊下を移動しているとき、
トールのハーモニカの話>>39に、嬉しそうな笑顔で
「聞かせて欲しいな。ハダリーさんも一緒に!」>>95と
言った女性シェフは、基本的な事柄を誤解しているように思える。]
「補助脳」と読んでいるのは私の感覚ですので……、
これはただの機械……組み込まれたプログラムで
指示を処理するだけの携帯用端末です。
脳内寄生生物とコンピュータ・ウィルスは完全に別物なので、
これが不調になったとしても、
『ガルー』とは無関係かと。