人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


王国軍司令官 タイガ

[ 北から仕掛けるチャールズの動きを知っていたわけではないから、連携をとったわけではなかった。
ただ、潮目を読んで、動く。
風は湿気を孕んでいる。
雨になる可能性も高かった。

今しか、なかろう。

タイガと騎馬隊《五月》がクリフを目指す。
歩兵隊も歓呼の声をあげて、それを援護すべく奮戦した。

同じ頃、投石が精度を増しはじめた西方では、短い時間にありったけの矢を叩き込んだ《双六》と《氷雨》が戦場の区域外へと撤退を開始する。

煙幕代わりに、連弩には火がかけられた。**]

(114) 2019/02/20(Wed) 00:00:48

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