[でも][本当は、ずっと道化師と──私達と共に、居て欲しかった。私は人間が嫌いだけれど、貴女のことは大切だった。今までは。けれど、これからは]……カヤ。私は、貴女が嫌いです。[私達を選ばなかった、貴女も嫌いだ。そんな言葉を紡ぎながら手首から外した花冠は。けれど、その形を崩すことは出来なくて、机の引き出しの中にしまい込んだ**]