……似ている?[戦士としての表情が想起させたものは知らず。笑う様子に亜麻色を瞬いたのは僅かな時間。出発を促されれば頷きを返し──唐突な言葉に困惑したように瞬きを重ねて] ……え……?[広がる闇、何かの弾ける音。それに続く浮遊感は未体験のもの。それでも落ち着きを完全に失する事がなかったのは、案ずるな、という前置きのおかげか。ともあれ、闇が晴れるのと同時、感じたのはそれまでとは違う風で]