→ 304号室 ―[近づくにつれ強くなる血の鉄くささに顔をしかめつつたどり着けば。 ローゼンハイムの遺体が転がっていた。 すれ違ったあの時、沸いた暗い思考。 いや、あんなのはきっと無関係だと、右の手をぐと握り。]……酷いな。[男は遺体の傍らにつかつか歩み寄る。 足元、あふれ出た血液がぴしゃとなった。]ふむ、なるほど……。参ったな……。[しゃがみこんで遺体を検分した後に、アルビンをなだめていたフリーデル>>92へと向き直る。]どうやら、人狼がいる、ってのは認めざるをえないようだ。