人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


元農家の王様 メレディス

─ 中央平原 王城付近 ─

[やがて王都アマンドが近づいてくる。
この戦いの行く末が気がかりな人間は大勢いるのだろう。城壁には観戦しているブリュノー守備兵の姿があちこちに見られた。]

 よーし、このあたりかなぁ…

[左手を横に流して進軍を止める。
正面、少し離れた場所にはマルール軍別働隊の軍影があろうか。

対するリンデマンス隊は、最前列に大盾を構えた歩兵が並び、その後ろには人の三倍はあろうかという長槍を前方斜め上に構えた兵が列を成す。槍の先端の刃はノコギリ状のギザギザになっており、突撃してきた騎兵を餌食にしようと牙を向けていた。
後方には大きく二組に分かれた弓兵。射出を交互に行うことで、矢継ぎ早に矢の雨を降らさんと長弓を構えている。]

(114) 2019/02/17(Sun) 21:51:34

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