人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】宮廷画家 ローレル

― ある時、街中で ―

[  それはラメールという国に
  不穏な噂の種の芽が息吹き始めた頃。

  ローレルはある時、街中でその人を見かけた。
  背後に立って声をかける。
   …それは背後を警戒する幼い頃からの癖で。

  だけれど、相手>>90がそのことを知るはずもなく
  何となく驚かれたような気がした。

  出会い方は何処となく一度目と似て…
  立場は互いに似て非なるもの。

  あなたは、と、声が返れば
  ローレルはどこまでも常と変わりなく
  緑色の視線を受けるようにして微笑んだ。  ]


 『 ボクはささやかな平和を愛するしがない画家さ。 』
 『 おそらくは――きみの敵ではない。かな。 』


[  そこでどんな遣り取りが行われたのか
  知っているのは飛んで行った駒鳥くらいのもの。*  ]

(114) 2017/04/23(Sun) 18:37:58

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