― 領主の間・少し前 ―
え?…おおっ!それは伝説の、七つ道具ですねっ!
[フランツさん、いつも道具持ち歩いてるんだ>>78。
これが職人魂というやつか。
言われるままに椅子に座り靴を脱ぐと、フランツさんは手際よく靴に合わせて型を切り取り、調整をしてくれてた]
おおー!すごいです!
最初はつま先にティッシュ詰めてたんですけど、気持ち悪くて…これなら全然気持ち悪くないです!
[立ち上がり、トントンと足をならして感触を確かめた。
うん、さっきよりも断然しっくりくる。
ただ一つ気になるのは、あれ、櫛いつ使ってたっけ?]
ありがとうございました!…フランツさん?どうしましたか?
あ、そうだ、はい、これちょっとしたものですがお礼に!
[一瞬目を伏せて何かものを思うようなそぶりを見せたフランツさん>>80の掌に、ポケットから取り出した■teal色の飴ちゃんを押し込もうとした]