人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― 集会当日・シュビト中央広場 ―

ふむ、そういえば君は外交官だったな。

[わざわざ煽るような論旨を投げた男の言葉に、一歩も退かず己の役目とそれを果たす為に守るべき立場を主張するシメオンに>>81今思い出したという風情で、頷く。
口元に浮かぶ満足気な笑みは、やはり相手のその気質と明晰さを好ましく思うが故]

まあ、私に救出され預けられた時点で、信用には相当の問題があるが…

[呑気な口調でそう嘯くのは、巫女姫はともかく、彼女の側近たる影の軍師が、紛う事無き重要人物である異国の使節を、貴族の中でも問題児の部類に入る己に預ける事に反対しなかったのは、いざとなれば全ての責を負わせるに都合のいい相手との計算もあろうとの予測からだ]

命を救った代償なら、すでに支払い済だ。その点は気にする必要は無い、が、君の気持ちはありがたく受け取ろう。

[例えこの先、敵対せねばならない場面が来たとしても、恩を盾にするつもりはないと、言外の意は伝わろうか]

(114) 2015/03/07(Sat) 15:25:00

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