人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


  コンラート

[ふと思いついたように、右手を伸ばす。
人指し指に止まった白蝶が優雅に翅を開閉する。]

 何かあるといけないから。

[白は、はたはたと飛び立ち、ディークの肩先を漂い舞った。]

 僕以外にもこの館には、マスター・ヴァンパイアがいる。
 もし万一君の意に染まない何かをさせようとしたら、これに呼びかけて。
 可能な限りすぐに駆けつけるから。 

(114) 2014/05/05(Mon) 03:52:39

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