[威張る姿>>110も、脳内では鳥の姿に変わって再生される。
強く頷いた。]
うむ。ストリゲスがいれば安心だのう!
[続く言葉には身を震わせる。]
く、黒猫さまは、るる留守を守っておられるのじゃ……
[今日、行き掛けに、「なんで貴方なの?」とばかりにきつく睨んできたのを思い出す。主の側に控えているのが常だから、きっと来たかったに違いない。
またぷるぷるしていると、ひょいっと体が浮いた。]
な、な?
[ストリゲスに持ち上げられていた。
普段は味わえない妙な浮遊感に楽しさを覚える。
手足をぱたつかせる。
と持っていたウサギのヌイグルミがぽぉん、と<<薔薇園芸家 ローゼンハイム>>のところへ飛んでいった。]