未熟者ではありますが、このお役目は流水の血脈の名に懸けて必ずや全うしてみせます。[この胸には守護の血脈たる矜持と、この世界を護らんとする志がある。それだけは一族の誰にも負けないし、譲る心算もない。そんな想いを込めて、目の前の青年を真っ直ぐに見つめた。]