その通りだな。その言葉、今回は素直に受け取っておく。[よかった。誰がなんといおうともだ。己を殺す決断をしてくれた幼馴染のことを想えば、良かった。それ以外の評価などありえない] ……そうだったのか。[へぇ。とまた、力ないお返事。とはいえ、血子も血族もいないというのは吸血鬼の特徴などではなく、目の前の吸血鬼特有のものなのだろう。というものぐらいは察せられる。だからそのあくまで想像>>86というものを耳にするのだ]