これは、[手に触れた何かを探ってみると、その形状からしてドアノブらしい。ゆっくりとそれを回し、扉を開けます。壁を伝いベッドを探し当て、兎を起こさぬようにそっと布団の上へ。]よし。……はー、くらっ[ベッドに腰掛けて、ベランダを眺めます。扉が開いていることには、気づかぬまま。]