[前を注意しながら、だが視線はチャールズの口元に集中する。立派な髭があるので、じいっと見ないと読み難いのもあった。だが時折動作を挟んでの説明は非常にわかりやすく、赤ちゃんの頃から、と少し懐かしそうに言う人へ頷きながら返す。]…りぃぐに?[似ている、と。それはあの砦で見かけた時、ちょっとだけサシャも思っていたものの、あまり認めたくない事でもあったので、少うし視線が逸れた。溜息は気づかないが、時折足を止める度に大丈夫と見上げて様子を見て。]