[外見のままの子供としてではなく、23歳の青年としてペーターの名前を呼ぶ。きっ、と。強い視線をペーターを見詰めたまま] ……何を見た? 何を知っている?[声が震える。それは寒さからではなく、命を投げ出そうとした怒りから] お前が知ってること、皆に話してもらうぞ。[たとえペーターが嫌がろうとも、引きずってでも宿へと連れ帰るだろう*]