キアラはどれが好きなんだっけ。って、向こうに姫君達がいるのか。[隣の蒸し器では食事と甘物両方の饅頭が準備されているのも教えられながら、テーブル席の方を示された]届けて欲しいって…ああ、それは分かる。どうする?[あちらの殊勲者達にも届けたいのだが、姫君にもとなると勇気が多大に必要らしい。国の上位者だから、というよりは、その凛々しさや気高さに気後れしてしまうのだという主張に頷きつつ。姫君と接点を持っているのはキアラの方なので、どうしようかと意見を聞いた*]