人狼物語−薔薇の下国

564 天冥交鎖 ―風龍峡、時流混線―


妖白狼 ゲルト

― 翡翠ヶ淵 ―

[いやなんでこの方がここにいんの、ていうかもしかして他と同じく呼び込まれたの、だとしたらこれってどんだけの事態なの、と。
頭の中でぐるぐるとしていた言葉は、呼びかけ方への諫めの声>>112でぴたりと止まる。

瞬き数回、気を静めて]

 えーと。
 一年前に、ここと蓬莱海に『虚無』の『澱み』が滲み出てきた件は、ご存じです?
 あの時、浄化しきれなかった力が、なんでか干渉してきた天の力とくっついて、それが時流と空間に干渉していろんなとこと繋げちゃったんじゃないかな、って思ってたんですけど。

[のほほんとしつつ、頭の隅で整理していた事を口に出していく。*]

 ただ、なんで天の力が干渉してきてんのかが、さっぱりで。
 あの時の天龍の力の名残にしては、強すぎる気がするし……。
 ついでに、なんで時流まで歪める必要があったりしたのかもわかんないかな、て。

(113) 2022/08/28(Sun) 12:02:58

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