人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍人 フェリクス

― 平原 ―

[突き上げの一撃は、交差された腕を切り裂き、一度、止まる]

 ……中々。

[何もせずに、ただ一撃を食らいたくはない。
ぎりぎりまで生をつかみ取らんとするその様子に、好感は抱きつつ。
けれど、それは憐憫や容赦へと繋がるものではない。

己が意地、信念、矜持。
それらを貫くために駆けてきた者に対し、向けるべきものではない、と。
一個の戦士としての信念から、そう思うから]

(113) 2019/11/06(Wed) 00:15:52

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