― 図書館 ―
[香草茶の準備をしながら、起きた出来事>>109を聞く。
知らぬ事態に対する不安が、どうやら思わぬ事態を引き起こしたらしい、と理解すると、司書は小さく息を吐いた]
それは……なんというか。
[何とも言い難いものを感じながら、すっきりとした香りを漂わせるお茶の入ったカップを手渡して]
今の所、過去にこんな事態が起きた……という記録は見つけていない。
つまりは、『全く誰も知らない出来事』に、今、私たちは接している可能性が高いわけだな。
故に、どうしていいかわからなくなって……というところなのかな。
私には今一つ、ピンとこないのだけれど。