ー現在・メインサロン→資料室ー
[それにしても、この緊急事態に、何度も施錠に挑む彼(>>76)(>>77)、休む暇もなく仲間と通信をとる彼(>>64)(>>65)、そして乗客を護る仕事に尽力する彼(>>34)(>>0:68)を見ると感心されされる。
最初は、男っぽくなくて、身体も大っきくなくて、ちょっとナヨナヨした人なのかと思っていたけど、今ではすごく頼れる奴だ。
もちろん、今この船内で信用していい人など自分以外にはいないのはわかっている。いや、むしろ自分すらも信用できないのかもしれない。でも……]
この猫毛くんとなら、もしかしたら状況を打破できるかも……
[無意識に呟いた心の声は、彼の耳に入ったかもしれない。さあ、資料室の扉はそろそろ見えてきただろうか。]