くぅん。[選択の余地はなかったけれど、問いに答えた形となったのだろうか。次に浮かんだ思いは『消えたくない』だったから。 送り込まれる癒しの風は深く深く染み込んできて。首に下げた砂金石が淡く光って。澱んでいた風が抜けて。 そのままストンと眠りに落ちてしまったから、主従の遣り取り>>76は知らないけれど]