っっ、誰か、手伝って![ 死にかけていた所を救われた この命。 今も船内で戦う仲間の事は 気にかかるけれど、彼らは、強い。 この程度の戦いで死ぬような 彼らではないだろうと信頼して唇を結び。 重傷を負った三人を 放って置くことは 私を隊員として認めてくれた前船長の ツルツル頭にも、 そして私の矜恃に反する事だから そう声を上げる 誰も手が空かないならば、何度か 往復すれば良いだけのこと ]*