――おいで、アレクシス。[部屋へ入り、扉を閉めてから。彼を迎え入れるように両手を広げてみせる。]俺が君の、養親になった――。養育なんて初めてだけど、精一杯頑張るよ。[果たして彼は、腕の中に収まってくれるだろうか。]君が夜の血族として生きていけるように、何でも教えてあげる。だから君の知りたいことを、教えてくれ――。[改めて養子である青年に、微笑んだ。**]