人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


ダークエルフ イース

[根付けずとも、押し花にしたり種を残したりできれば重畳。
それ位で期待はしていなかったけれど、ローゼライトが届けてくれた花は枯れも腐りもせず。
翌年には小さな花壇を彩る程度の株分けも出来た。
人の住む地では取るに足らぬものでも、自生していない魔王の領地では見慣れぬもの。
物珍しさに見に来る魔族も少なくはなく、私と交流を持った者なら一度はこの花を見ただろう。
ただ、私から見に来ないかと声をかけたのは、一人だけ]


少し、私に付き合ってくれませんか。

[道化師が庇護しているというその少女は、>>81幼くも魔王の力になりたいとタイガに願い出る程の思いがあった。
その気持ちは偽らざるものだと、傍目から見ていた私でも容易に分かるものだったけれど。
浮かんだ懸念のままに誘った花壇の中、良く伸びた数輪を根元から手折って]

(113) 2018/12/05(Wed) 21:22:35

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