人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


韋駝天 ヤコブ

 ― スラム街 ―

 通い慣れてても、ねぇ。

[出方がわからないという相手>>110に答え、首を傾げる。
 どうやら自分が道を知らないだけ、という線は薄くなったようだ。
 続く言葉に、お、と目を見開いて頷く]

 そうそう。
 ちょっと訳があって、街ん中まーっすぐに走ってったんだけども、いつまで経っても端っこに行きつかなくてな。
 ちょっと歩き回って見ても、やっぱり出られそうにないのよ。

[そう答えつつ、見上げた相手に]

 つーことは、おめぇもおんなじか。
 ……一応訊くけど、理由の心当たりとかねぇよな?

[自分よりはこの辺りに関して詳しそうな相手へ訊いてみる。
 どことなく、不穏な気配が忍び寄っていることも感じつつ*]

(113) 2017/04/29(Sat) 00:02:00

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