[床に三つ指をついたシルキーの傍らに、そっと膝をつく。] 御国のため ですね。 よくお覚悟を。 ここへ…、かどうかはわかりませんが、 クロード・ジェフロイから、いずれ正面玄関からお邪魔すると言伝を預かっています。[約束はきっちり果たしておく。] おれは、彼と殴り合うはめになるかもしれませんが── それでも、貴女に望んでいただけるならば、喜んで。