人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍 将軍 バルタザール

なるほど、誘い込んで数で押し包もうという策か。

[ 縦列に組んだ騎兵の戦闘が近づいても王国の盾兵は足を動かさず、ただ生きる壁となったように背後を守る。

敵騎兵の姿が見える手前、あからさまに誘い込むような隙が開くのを見ると男は口の端を上げた。 ]

弓兵も背後に控えているだろうな。さすがは王国の将、隙一つない布陣だ。

[ 浮かべる笑みは今は女神の寵児との会見に臨む元首のそれに、どこか似る ]

だが、我らを誘い込むということは獣を家に招き入れるに等しい。

前騎兵!盾構え、楔型をとって駆けろ!せっかく敵の作ってくれた入り口だ。こじ開けろ!!
軽歩は、落馬したものの援護を。

(112) 2019/11/12(Tue) 03:15:10

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