人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


漆黒の片翼 タイガ

[まだ何か言い忘れている事があった気もするが、まぁいいか、と
ストローを引き抜いたグラスの中身を飲み干した。

伝うグラスの外側の結露が、手を、喉を濡らしたけれど
気にも留めずに一気に煽り――…


…――ぼふんと虹色に煌めく煙を纏って、
その姿は小さな黒猫へと変わった。

大きなあくびと伸びをして、その場にくるりと丸くなった@2]

(112) 2015/04/06(Mon) 03:38:16

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