[左腕を庇い、肩で息をしながら様子をうかがう。スライムは完全に沈黙したようだ。溜めていた息を長く吐き、それから残り火を消して回った][始末が終わった頃には、服はぼろぼろ、両手は真っ黒でしかも左腕は広範囲の火傷を負っていた]……我ながら、酷い格好だ。[呟いた。どこかにお風呂があればいいのだけれど]**