[バスに乗る前、問かけには修学旅行前に展開された熱い想い>>94>>95が返ってきて、頷く玲緒をよそに同じ班の子達はどこかぐったりとした面持ちで二人に投げてきた]
『村主先生は自由観光って言ってたよね>>0』
『私たち、東大寺の方観光するから、二人で行きなよ』
『写メ待ってるから!』
[亜梨沙の熱い気持ちに気圧されたのか、クラスメイトの少女たちはどこか及び腰といった状態]
私は構わないけど ( 亜梨沙はどうだろう?)
[ちらりと一瞬考えたが、返ってきた言葉>>103のマシンガンっぷりを見て、玲緒と二人でも了承するだろうと勝手に判断した。
もしかしたら、自分の都合のいい判断かもしれないが]
亜梨沙も、私と二人でも構わないよね?
[判断しながらも一応問いかけて。
応があれば、安堵と嬉しそうな静かな笑みを口許に刻む。
到着後の散策という言葉には、そうだねと頷く事に]