[店を後にして、兄と二人歩きながら、兄から領主の嗣子の話を聞く。戦においても政治においても、華々しい軌跡を持つと言う噂。公爵家の娘を妻に迎え入れ、正に順風満帆の人生を送っているとのことだった]そこで俺に嫁の話を振る前に、自分のこと考えろよ?[茶々を入れてきた未だ独身の兄にはいい笑顔で応対する]