人狼物語−薔薇の下国

340 下克上の服従試験


死霊術師 ドロシー

―研究所―

[さきのような失態を犯さないよう、扉が開かれるその瞬間は、ひどくあたりに気をくばっていたものですが。
どうやら扉の先には、動くものはいなかったごようす。

ほこりっぽくってうす汚いそこ>>88は、ドロシーにはどうにも我慢ならない場所でした。
とはいえ、ほんのわずかに"なつかしさ"のようなものは、おぼえましたが]

 あーちゃん、すこしおろしてもらえますか?

[ぺしぺしと彼の腕のあたりを軽くたたきながら、そんなことを。
確かに魔導書なんてなさそうな場所ですが……まんがいち、ということもありますから。
もし彼がいい顔をしなくっても、今回ばかりは無理にでも聞いてもらうつもりです。

そうして彼の腕からおりられたのであれば、久方ぶりに自らの"足"で地をふんだでしょうか。
――従者の異変>>89になど、気付かないままに]

(112) 2015/06/03(Wed) 22:21:20

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby