そうだったな。お前は昔から真面目だった。
身に合わない自信は逆に危険なんだけど、な。
[こちらを煽るかのような言葉>>107には僅かに表情を変えるだけ。見ようによっては苦笑にも見えただろうか。
昔告げられた言葉は今でも覚えている。目指す物、目標が遠いから常にそう見えるのだろう。
自信がないわけじゃない。少なくとも、目の前の彼を狩るだけの自信は。
だけど]
確かに、お前が『融合体』になっちまった以上、狩るのが俺の仕事だ、狩れって言うなら遠慮なく、と言いたいが……
約束、したんでな…「お前を見つけたら連絡する」って。
あの人に会わせるまで、俺はお前に手は出す気はない。
[彼の様子はまるで狩られたがっているようで、だからこそ、自分が狩る気はないと言い切って、それでも、もしものために剣を握りなおす]