― 回想:十年前 ウルカニス ―
『とびきり美味しく、焼けましたニャー!』
[熱された石に飛び散る肉の油に混ざる香料の匂い。
剣を掲げるようにして調理できたことを高らかと掲げるこの地に住む。猫人という種族
彼らは狭いところがだいすきなのだ。
まあそれはともかくとして――あの後に、火ネズミの衣は十日ほどかかると言われたため、滞在期間はそれだけかかることに決まった。
好奇心旺盛に街中へと入ったコニーリオ>>69も少し街中に慣れただろうか。]
いただきます。
[掲げられたお肉が皿に乗った。ステーキを食べてから考えよう。]