人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天軍指揮官 ナネッテ

― 回想 ―

[耳に響くは愛しき者らの紡ぐ声。
 それは或いは地上に残せし愛し子の、
 それは或いは地に降り立ちし光と影の御使いの。]


 ─── アデル。

[そう、あの子の名を呼んだ日を覚えている。>>66
 元は取るに足りぬ、小さな淡き光であった。
 けれどもそう、その輝きは
 ありふれた光の中にあって一際清澄で───純粋で。]


 アディリエル光り輝く者アデル
 そう、お前にはアデルの名こそが相応しい。

(112) 2017/10/31(Tue) 23:18:10

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby