人狼物語−薔薇の下国

360 【RP練習】庭園ある館にて【人狼騒動村】


村長の息子 フランツ

― 幼き日 ―

[幼い頃は野山を走り回るような子供ではなかった。
当時から村長を務めていた父の手前、『いいこ』で居ることを望まれ、コンスタンツェやオットーのように悪戯をするなんてことは以ての外。
家の手伝いをして、遊びに出るにしても村の中だけ、誰かの下。
そんな環境に居たため、コンスタンツェ達のことは羨ましくも思っていた。
一度彼らの後をついて行こうとして、両親に引き戻されたこともある。
彼らが歳近いアルビンに懐く中、フランツはそれよりも年上、両親やそれ以上歳を重ねた者達と接することの方が多く。
結果、彼らとはどこか壁が出来、ディルドレのような年長者と言葉を交わすことが多くなった]


[それでも文句は一つも言わなかった。
言えなかった]


[自分は、『いいこ』でなければいけなかったから*]

(112) 2015/08/01(Sat) 11:40:55

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