若がですか…。[青いと笑ってやったと、口にしたのは主だったか。我が子について語る際、美しい笑みを浮かべながら、だがその笑みに翳りがあるのを男は見逃さなかった。それは息子を想うが故か、はたまた違う事への懸念かは計りかねたが。]陛下の御心中、お察し申し上げます。ならば某への御用命というのは…。