……大丈夫だ。ぜんぶ、夢だからな。俺は此処にいるからな。[零れ落ちる涙に接吻けて、 そっと、微笑みかけた。泣き続ける彼を包み込むように。……怖い夢は、もう、終わったのだと。それがどんな悪夢かすら、理解してはいなかったけれど――*]