人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


純血種 アプサラス

[軋む男の唇が、確かに言い掛けた言葉。
それは――覚えていたのは、仮面越しに垣間見た顔だけではないのだと知らしめた]


 ――…ね。だから、言ったでしょう。


[冷めた嗤いが、薄らと開く唇から紡がれる]

 供も連れず、独りで夜に出歩く素性の知れない女を誘うなんて。

 一夜限りの禍を期待するような、慎みの足りない女か――
 そうでなければ、自分自身が禍なのよ。

(111) 2014/02/24(Mon) 20:23:49

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby