― ミュスカ森進軍中 ―[愛馬に跨り疾駆する男はやがて慣れた森の道へと足を踏み入れる。かつてはこの地で長男と共に双子と交流を深めていた]…そう言えば。大人しくしているだろうか。[峡谷の陣へと向かったはずの双子を想う。迷惑をかけていなければ良いが、と思ってしまうのは親心に近い]