人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


魔王 ギィ

[魂を見るものならば見えるだろう。
倒れたものたちの魂が、ことごとく地面へ吸い込まれていくことを。
もはや敵味方など関係なく、儀式は貪欲に生贄を求める。

捕えられた魂は次々と儀式の間へ、魔法陣の中へと消えていく。
だが、それを見守る魔人の目にはいくらかの不審があった。]


 ─── 力が溜まるのが遅いな。
 連中、恐れを抱いていないとでもいうのか?

 これだから、人間というやつは…

[第二王子の声がここまで聞こえたわけもない。>>107
だが、人間たちが勇気と喜びを持って戦いに臨んでいることは知れた。
舌打ちするも、すぐに構わないかと思い直す。]

(111) 2014/09/23(Tue) 15:19:59

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby